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奈良県の「 高市郡」に関する観光スポット51件を紹介!
飛鳥寺、大官寺とともに、飛鳥の三大寺に数えられた大寺院。周囲を見渡す広い敷地に大理石の礎石と塔跡が遺構として残り、その威風を今に伝えている。
日本初の水時計「漏刻」の遺跡。かつては導水管や排水管がめぐらされ、一定の速度で水を流すことにより時間を計ったという。石貼りの基壇が復元され、24本分の柱が立っている。
天武天皇とその皇后で皇位を継いだ持統天皇の合葬墓とされている。直径約50m、高さ約6.4mの八角墳で、石室内には金銅製の蔵骨器と衣紵棺がある。
天智2(663)年、義淵僧正の創建。本尊は厄除け観音として信仰を集めている如意輪観音坐像で、塑像としては日本最大のものだ。西国三十三所第7番札所。
長さ5.5m、幅2.3mほどの石の表面に、幾何学的な模様の窪みや溝が彫られている。宮殿の庭に水を流すためのもの、酒や油を絞るためのものなど諸説がある。
花崗岩の巨大な自然石に、亀がうずくまって笑っているような顔が彫られている。目的・用途などは不明だが、言い伝えでは、この亀が西を向けば大洪水になるという。
花崗岩をくり抜いた箱状の石造物と大きな俎石で、飛鳥の謎の石造物の一つ。伝説では鬼が霧で人を迷わせ、捕らえて俎で料理をしては、雪隠で用を足したものだという。
「万葉集」をテーマにしたミュージアム。万葉歌をモチーフにした創作日本画をはじめ、万葉の世界を体感・体験できる展示が盛りだくさん。万葉庭園も見ごたえがある。
高松塚古墳は、現在、石室を解体して壁画は修理中。すぐそばに立つこの壁画館で、石室の原寸模型、副葬品のレプリカ、壁画の原寸模写などを見ることができる。
昭和時代の家電製品・農具類や、雨乞い神事「南無天踊りの巨大絵馬」、五穀豊穣・子孫繁栄を願う勧進縄など、「古来の食と祀り」をコンセプトにした展示を行う。
標高約150mの小丘。耳成山、畝傍山、天香久山の大和三山を望み、明日香村が見渡せる。地区内にはコスモスや桜、スモモなどの植物が植えられている。
巨石を積み上げた横穴式石室古墳で日本最大級のもの。名の由来は、天井石が舞台に似ているからなどの諸説がある。蘇我馬子の庭園があったので、馬子の墓だともいわれている。
石室内の鮮やかな彩色壁画で知られる。東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、東西の両脇には人物像、天井には星宿図が描かれている。
近鉄飛鳥駅前にある観光情報ステーション。社寺や資料館の割引券とマップ、観光案内をセットにしたパスポートをはじめ、飛鳥関連資料や特産品などみやげ物の販売を行っている。
季節の花に彩られた飛鳥歴史公園内にある。映像システムなどにより、飛鳥の歴史と自然を紹介している。史跡を網羅したジオラマも、目的地を決めるのに便利だ。
鳥形山の森に鎮座する古社で、八十万(やそよろず)の神の統率神として信仰を集めてきた。87代続く飛鳥家が代々宮司を務める。境内には陰陽石があり独特の雰囲気がある。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている今井町の歴史や町並みを模型や映像で紹介する、今井町の案内拠点。建物は、以前高市郡教育博物館として築造されたもので奈良県指定文化財。
濠をめぐらせた全長約140mの前方後円墳。欽明天皇と妃の堅塩姫の合葬陵といわれる。欽明天皇は、仏教とその聖典を伝えた天皇で、飛鳥文化は仏教を中心に花開いた。
欽明天皇の孫で、斉明天皇の母親にあたる吉備姫王をまつる。こんもりと茂った大木に守られた小さな墳墓。墳丘の周辺には、喜怒哀楽の表情をした猿石が4体設置されている。
被葬者は孝徳天皇や皇極(斉明)天皇の母、吉備姫王とも言われている。一辺約40mの方形墳で、精巧な切石造りの横穴式石室がある。近鉄飛鳥駅近くの集落内にある。
真弓丘陵の一角にある24mの多角形墳。石室の構造が高松塚古墳やキトラ古墳と似ているため、壁画などの発見が大いに期待されたが、内部は真っ白な漆喰が塗られていた。
高松塚古墳の北側、静かな周遊道を行きついた先にひっそりとある。天皇陵の特徴である八角形墳で、文武天皇の墓ではないかという説が有力だが、明らかではない。
中大兄皇子を助けて蘇我氏を滅ぼし、大化の改新に貢献した藤原鎌足が生まれたとされる大原の里。西はずれの大原神社には、鎌足が産湯を使ったという井戸が残る。
石槨は巨大な岩をくり抜いて造られている。発掘調査により、対辺約22mの八角形墳であることがわかった。内部を壁で区切り、2人が埋葬されていた可能性がある。
江戸時代末期、毘沙門天を祀って建立。境内の裏手には四国八十八ヶ所霊場お砂ふみ道場もある。尾曽の山奥ゆえ、見晴らしも抜群だ。
城下町として栄えた高取町は、昔からの町家がそのたたずまいを残す。町家は連子格子が連なり、江戸時代に迷い込んだよう。
明治・大正時代の呉服問屋を改装した観光案内所。ギャラリーや特産品の展示販売なども行っている。
高松塚古墳から南へ約1kmの丘陵地にある。発掘調査によって、飛鳥時代、白鳳時代の瓦や、伽藍、心礎などが見つかり、平安時代の作と思われる十三重石塔が建っている。
高さ約10mの竹で覆われたこんもりと丸い丘。仏教説話集『日本霊異記』には、雄略天皇の命を受けた小子部栖軽が、ここで雷を捕えたという伝説が記されている。
岡宮は草壁皇子の追号。明治時代までは、草壁皇子の墓と推測されていた。しかし後の調査で、草壁皇子の墓が別の場所にあると推定されたため、現在、被葬者は不明。
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